派遣スタッフの離職のホンネ、知っていますか?

派遣スタッフの離職のホンネ、知っていますか?

 

株式会社オーピーエヌ 発行 月刊人材(http://www.jinzai-business.net/)ビジネスでの弊社HRソリューション部 部長横地による連載コラム「定着の窓」連載第2回

 

派遣スタッフの採用が厳しさを増す中、既存スタッフの定着を改善することで在籍人数を増やし、オーダーに対する対応率を上げる。また、スタッフの稼働期間を長期化させスタッフ一人ひとりのLTVを伸ばし、派遣事業をGROWさせる。こんな課題をお持ちの企業は多いと思います。

 

共にスタッフの定着改善が必要となりますが、このコラム「定着の窓」では、定着支援事業を行う弊社が、実際に目にした事実や傾向をお伝えし、貴社派遣事業の定着戦略立案及び推進のヒントとして頂きたいと思います。

 

第二回目の今回は、「派遣スタッフが辞める本当の理由」についてお話しします。

 

①先週会った時には辞めるなんて言っていなかった 

派遣スタッフの離職連絡ほど、営業にとって辛いことはありません。特に人選難が続いた得意先に就業中のスタッフからの「やめたいです」という連絡は、採用にかけた時間や予算が無駄になるだけでなく、クライアントの期待に応えられた安心感が一気に飛び去ってしまう瞬間でもあります。

営業にとっては「突然」の離職意向の連絡が、派遣スタッフ本人にとっては「必然」であることが多いのでのです。派遣スタッフはある日突然「やめよう!」と思い立つわけではありません。派遣先での日々の不満、ストレスが一滴一滴溜まっていき、「我慢というコップ」が溢れてしまったとき「やめたいです」と連絡が来るのが離職のメカニズムであると考えています。

 

②「何かあったら連絡下さい」という無責任 

派遣スタッフとのコミュニケーションの中での「何かあったら連絡して下さい」という言葉、よく言う営業の方も多いと思います。非常に便利な言葉ですが、これは派遣スタッフにコミュニケーションのきっかけの責任を任せきっている言葉だと考えます。だからこそ、「何かあったから連絡した。」つまりその連絡が来たときには時すでに遅し。つまり離職の連絡であることが多いのではないでしょうか。

 

③派遣スタッフの離職を未然に防ぐには? 

答えは単純です。一人ひとりの派遣スタッフの「本音」を毎日把握すればよいのです。日々の小さな不満やストレスを察知し、タイムリーにフォローを実施し、我慢というコップにたまり始めた水を吸収してあげればいいのです。

が、しかし当然できるはずがありません。何十人もの派遣スタッフを担当する営業が、毎日はおろか、月に一度の状況把握もままならないのが現場の現状だと思います。しかも派遣スタッフそれぞれに事情があり、その事情を細かく捉える事は営業一人では難しいのが現実です。

 

 

④タイムリーなフォローのために 

大勢の派遣スタッフの毎日の変化に向き合うために、ある会社では専任の担当を置きスタッフの声を細かく拾うことで離職防止に向き合っています。またこれからはITを活用することで派遣スタッフの日々のコンディションを補足することも一手ではないでしょうか?

今後の採用市場動向を考えると、稼働スタッフを上増やし派遣事業を拡大させ続けるためには、採用は引き続き強化しつつ、スタッフのコンディションを細かに把握することで離職を抑制する仕組みを検討していくことが重要になってくるのではないでしょうか。

 

次回は、「スタッフ採用の2017年の振り返り方」をお伝えします。お楽しみに。

 

 

===定着の小窓===

去る2018年2月7日、「無期雇用化対策×定着支援セミナー」を開催しました。80社、130名を超える派遣事業者の皆さまにお集まりいただき、無期化、定着への課題認識の高さを改めて実感する場となりました。詳しくはこちらをご覧下さい。

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